株式会社日宣

「世帯」という小さなつながり=コミュニティの単位に着目した研究所。世帯の新たな課題の発…

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「世帯」という小さなつながり=コミュニティの単位に着目した研究所。世帯の新たな課題の発見と解決について、さまざまな世帯や識者のみなさんと共に考え、シェアしていきます。

マガジン

  • 世帯研究所

    「世帯」という小さなつながり=コミュニティの単位に着目した研究所。世帯の新たな課題の発見と解決について、さまざまな世帯や識者のみなさんと共に考え、シェアしていきます。

  • コミュニティマーケティングラボ

    日宣のマーケティングメソッドやコミュニティビジネスなどの研究活動や、事例紹介を定期的にご紹介いたします。

  • pacoma 暮らしのコミュニティ

    「Pacoma」は全国のホームセンターで設置・配布されているペーパーマガジンを軸に、WEBマガジン / SNSを展開する暮らしメディアです。自らの暮らしを自らの手でつくり、工夫し、楽しみたい生活者と、それを応援する流通や企業とのつながりをプロデュースします。

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【世帯消費】夫婦が快適に過ごすための”折り合い消費”

世帯研究所が注目する、「世帯消費」=世帯を円滑に運営するために行われているさまざまな消費。 神奈川県にお住まいのM.Yさんの世帯には、夫婦で快適に過ごすための「折り合い消費」がありました。ストレスや衝突を避け、夫婦それぞれの時間を確保するために行われる消費について詳しく聞いてみました。 ▼今回お話を聞いた方 家庭を平和に保てるなら車も楽器も「世帯消費」 最近した大きな買い物に、“夫の車”があります。10年間乗り、車検もあったので、夫から新しい車に買い替えたいと要望が。私

    • おとな世代は”つながり消費“が家族を支える

      息子さんは自立しもうすぐ結婚、娘さんも社会人になり、子育てはひと段落したものの、仕事と家事、実父の介護にと時間や行動範囲に制限があるN.Yさん。休みの日には、近場でのレジャーを家族で楽しんだり、リフレッシュのためひとりの時間にポイ活にいそしんでいるそう。そこには家族を結ぶ「つながり消費」の形が読み取れました。おとな世代における家族のつながりと消費のあり方についてお聞きしました。 ▼今回お話を聞いた方 仕事に家事、そして介護…。時間と行動に制限のある生活 子育てがひと段落し

      • 大切なものを後回しにしないための、”日常ととのえ消費”

        世帯研究所が注目する、「世帯消費」=世帯を円滑に運営するために行われているさまざまな消費。 共働きで子育て中のS.Yさんは、まさに働き盛りの30代。仕事に家事に育児にと多忙な毎日。せわしく過ぎ去っていく日々の中で、家族にとって大切なことを見失わないよう、立ち止まって考える時間を創るための「ととのえ消費」が存在していました。 ▼今回お話を聞いた方 働き盛りの30代。とにかく時間が足りない! 30代は、特に忙しい時期だと思うんですよね。仕事では責任が増えて働き盛り、一方で家庭

        • SNSマーケティングの仕事内容とは?営業視点で成功事例を解説

          インターネットやSNSが普及した近年、年齢や性別にかかわらず誰でもブランドや商品に対して世界中に発信することが容易になり、商品やサービスを提供する企業もユーザーの声を簡単に直接目にすることが出来るようになりました。つまり、これまでメディアが集約して発信してきた情報をインフルエンサーに限らず個人単位で発信できる世の中になったのです。そうしたユーザーの反応を活用したマーケティングを、日宣では「ファンベースドマーケティング(以下FBM)」と呼んでいます。 日宣は、X(旧Twitte

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        【世帯消費】夫婦が快適に過ごすための”折り合い消費”

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        記事

          BtoCデジタルマーケティングの事例や注意点とは|戦略ポイントを解説

          昨今、スマートフォンの普及やインターネットが発展したことでデジタル化が進み、あらゆる情報を自身の好きなタイミングで得ることができるようになりました。それによって、消費者が商品やサービスを購入する際の購買行動も変化し、多様化しています。このような消費者の行動の変化に合わせて、マーケティング手法も変化が必要とされ、デジタルマーケティングは今や欠かせないものとなりました。 この記事では施策事例とともにBtoCにおけるデジタルマーケティングの代表的な施策の概要や戦略ポイント、他のマ

          BtoCデジタルマーケティングの事例や注意点とは|戦略ポイントを解説

          日宣のファンベースマーケティングが選ばれる理由とは?チーム体制を徹底解説

          企業は今、少子高齢化、人口減少、資源不足、物価高など、様々な社会変化の中にあります。VUCAの時代(Volatility:変動性、Uncertain:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)という言葉もよく耳にするようになりました。この造語が表すように、先行きが不安定で混沌としているビジネス環境において、これまでと同じ戦略で売上を維持したり伸ばしたりすることは難しくなっています。そのため、各企業は従来とは異なる、新しい視点で顧客と向き合うことが重要

          日宣のファンベースマーケティングが選ばれる理由とは?チーム体制を徹底解説

          ブランドコミュニケーションとは?重要性や支援例を紹介

          ◆ブランドコミュニケーションとは? 消費者とのコミュニケーションを通じて、企業が自社の提供する商品やサービスのブランドイメージを消費者に定着させていく「ブランドコミュニケーション」。 その重要性はますます高まっており、近年では多くの企業が自社のブランドコミュニケーションに力を入れています。ブランドコミュニケーションとは何か、そしてその重要性について、企業のブランドコミュニケーションを支援してきた日宣の実績とともに解説します。 ブランドコミュニケーションの定義  ブランド

          ブランドコミュニケーションとは?重要性や支援例を紹介

          高付加価値型SNSマーケティング×360°マーケティングの成功事例を紹介

          今やSNSは広告において重要な手段になっており、SNSマーケティングを活用している企業は少なくありません。これまで日宣は単なるSNS運用に留まらず、様々な施策を実施してきました。SNSを活用したマーケティングにおいて、広告換算値で数千万円以上のリーチを獲得し、新規獲得から囲い込みまで売上に貢献する成功事例を積み重ねています。今回の記事では、日宣独自のサービスの一部である「高付加価値型SNSマーケティング」と「360°マーケティング」について、SNSマーケティングの基礎を交えな

          高付加価値型SNSマーケティング×360°マーケティングの成功事例を紹介

          コミュニティマーケティングの具体的な手法を解説!成功に導くポイントとは?

          ◆コミュニティマーケティングの主な手法・ツール 近年、コミュニティを活用したマーケティング「コミュニティマーケティング」が新たなマーケティング手法として確立されつつあり、注目する企業も増えてきています。ユーザーからユーザーへと作用させるコミュニティマーケティングとは何か、その基本的な考え方やメリット、デメリットについて解説します。 今回のテーマは2つの記事に分かれており、前回の記事ではコミュニティマーケティングの定義や目的、留意点などについて紹介しました。今回は、コミュニ

          コミュニティマーケティングの具体的な手法を解説!成功に導くポイントとは?

          コミュニティマーケティングとは?目的や手法、効果について解説①

          近年、コミュニティを活用したマーケティング「コミュニティマーケティング」が新たなマーケティング手法として確立されつつあり、注目する企業も増えてきています。ユーザーからユーザーへと作用させるコミュニティマーケティングとは何か、その基本的な考え方やメリット、デメリットについて解説します。 今回のテーマは2つの記事に分かれており、次回の記事ではコミュニティマーケティングの主なツールや各SNSを運用する上での具体的な内容について紹介します。 ◆コミュニティマーケティングとは?

          コミュニティマーケティングとは?目的や手法、効果について解説①

          広告会社が電力事業を立ち上げたわけ

          ◆新しいパートナー主義と社会的存在価値を目指して 日宣は、2021年春、地域新電力事業を立ち上げました。地域向けの新電力事業、すなわち、電気の小売事業です。 「広告会社が、電力事業!?」そう思われる方も多いかもしれません。 実はこの事業は、全国各地のケーブルテレビ局と共同でサービス展開していく事業として生まれました。日宣は、全国約150局のケーブルテレビ局とのユニークなネットワークを保有しています。各地域のケーブルテレビ加入世帯に毎月届く番組情報誌「チャンネルガイド」の発

          広告会社が電力事業を立ち上げたわけ

          「コミュニティ発想」とは何か

          ◆私たちの、新しいクリエイティビティ 日宣は、「コミュニティ発想」という言葉を、自分たちのフィロソフィーとして、また、あらゆるクリエイティビティの起点として、標榜しています。 「コミュニティ発想」とは、多様化する社会を生きる生活者の、集団の“ふるまい”に根差す共通の価値観を発見・発明・創造することであり、私たち日宣のクリエイティビティの根源です。 私たちは、コミュニティを、地域や社会のエコシステムにとって、そしてこれからの企業のマーケティングにとっても必要な、新しい「動力

          「コミュニティ発想」とは何か

          私たちが「コミュニティ」に立脚する理由

          ◆生活者をマスでも個でもなく、「コミュニティ」として捉える 日宣は、「コミュニティ発想」という考え方を、自分たちのフィロソフィーとして、また、あらゆるクリエイティビティの起点として、掲げています。これは、2030年に向けた私たちの企業ビジョン「日宣2030ビジョン」において新たに打ち出したキーワードです。 「コミュニティ発想」とは、生活者をマスや個としてではなく、「コミュニティ」という小さなつながりとして捉える、ということ。そしてそれをもとに、さまざまなクリエイティビティ

          私たちが「コミュニティ」に立脚する理由

          【世帯消費】“今のうち体験”費は、家計の必要項目

          世帯研究所が注目する、「世帯消費」=世帯を円滑に運営するために行われているさまざまな消費。 千葉県にお住いの、3人のお子さんを持つM.Iさんは、”今のうちに子どもに与えられる体験を”という考えのもと、さまざまな体験やイベントへ参加しているそう。インタビューを通じて、子供だけでなく親にとってもかけがえのない機会になっている「今のうち体験」消費について、掘り下げます。 ▼今回お話を聞いた方 今しかできない体験に、予算を割く!それが夫婦の方針 中学生1人と小学生2人の子どもが

          【世帯消費】“今のうち体験”費は、家計の必要項目

          【世帯消費】日常の延長にワクワク感を求める“日常彩り消費”

          世帯研究所が注目する、「世帯消費」=世帯を円滑に運営するために行われているさまざまな消費。 神奈川県にお住まいのT.Tさんにお話を聞くと、支出の中に「日常を彩るための消費」が存在していました。この記事では、日常の延長で非日常感を上手に楽しむT.Tさんの世帯の消費について聞いています。 ※世帯消費:世帯(≒家族)のニーズを満たしたり、世帯の理想を実現するための買い物や出費 ▼今回お話を聞いた方 コストコは食費ではなく、娯楽費の一部 少し前に、友達に勧められてコストコに入

          【世帯消費】日常の延長にワクワク感を求める“日常彩り消費”

          家計簿にハマらない「世帯が円滑に回るための消費」

          世帯研究所(以下、世帯研)では、世帯消費に関する生活者の意識や行動について知るため、定期的にアンケートを実施しています。本記事では、2023年2月に実施したアンケートより、ハイライトをお届けします。 世帯が円滑に回るために、モノやサービスの力は必要世帯が円滑に回る / 世帯を良好に保つのための必要経費として、モノやサービスを購入したことがあるか、という問いに対し、過半数が「ある」と回答。多くの世帯が、モノやサービスを活用して、世帯を良好に保とうと試みていることがわかります。

          家計簿にハマらない「世帯が円滑に回るための消費」