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【世帯消費】“今のうち体験”費は、家計の必要項目

世帯研究所が注目する、「世帯消費」=世帯を円滑に運営するために行われているさまざまな消費。
千葉県にお住いの、3人のお子さんを持つM.Iさんは、”今のうちに子どもに与えられる体験を”という考えのもと、さまざまな体験やイベントへ参加しているそう。インタビューを通じて、子供だけでなく親にとってもかけがえのない機会になっている「今のうち体験」消費について、掘り下げます。

▼今回お話を聞いた方


今しかできない体験に、予算を割く!それが夫婦の方針

中学生1人と小学生2人の子どもがいます。これまでにピアノ、バレエ、水泳、習字など、子どもがやりたい習い事はぜんぶやらせてきました。上の子はぜんぶ辞めちゃいましたけど。わが家は、本人が「やりたい」と言えば「どうぞ」とやらせるスタンス。やってみて合わなければ、本人の意思でやめてよし。やるも、やめるも自由。それが家族のルールで、私と夫で一致している方針です。イベントもよく参加しますね。ディズニーランド行ったり、子どものフリマイベントに参加したり。このあいだは、トランポリンを体験しに行ってきました。

トランポリンで大はしゃぎ!

子どもの体験になるものにお金を費やしたい、と決めています。財政は、余裕があるわけではありませんが。「いましかできないこと」に絞ってお金を使いたいと思っています。きっと将来、ふとしたきっかけで子どもたちが、そうした体験をしたことを思い出せて、なにかの助けになることがあるんじゃないかなと。そういう引き出しを、とにかく今のうちに増やしてあげたいです。

フリマイベントに子どもたちと参加
ツリークライミング体験でアクティブな休日

子どもと一緒に参加することは、自分にとっての楽しみでもある

子どもの体験には、積極的に一緒に参加するようにしています。私自身、子どもと楽しみたいタイプなんです。昨年は、家族で長野にスキー旅行に行ってきました。スキーは自分も20年ぶり。家族全員がスクールで学んで、一緒に滑りました。すごく楽しかったですね。子どもたちだけスクールに入れるんじゃなく、自分たち親も一緒に参加して、子どもと同じ目線で体験して、一緒の話をできて盛り上がれて、本当によかったと思いました。今度は、ミュージカルとか、アイドルのライブとか、キャンプにも一緒に行ってみたい。

子どものおかげで親も一緒に楽しめたスキー教室

ふだんから、フリーペーパーや地元の方のブログを日ごろからチェックして、地域のイベントとかワークショップとかの情報を常に頭にいれています。子どもから、暇だと言われたら「今日これやってるよ」ってすぐ言える状態にしてあります。そうやって情報を集めたり、今度子どもとなにしようと考えている時間は、嫌いじゃないですね。

子どものこと以外の、夫婦間の考え方のズレは悩み

子どもの育て方については夫と考え方が一致しているんですが、それ以外ではズレもあります。例えば家事。わが家は夫が稼ぎ頭で、私はパート。夫は「自分が稼いでいるんだから家のことは頼む」というタイプで、家事は完全に私に任せきりです。そのことについて何度か話してみたものの「嫌なら俺より稼いでよ」と言われちゃいました。もちろん一生懸命働いてくれてますし、そこは感謝しかありません。でも家族って、チームじゃないですか。子どもたちにもふだんから「みんながチームとして動く。助け合う。それが家族だよね」って教えています。だから子どもたちが「名もなき家事」を一緒にやってくれます。ただ、夫とは…話し合ってズレを埋めるよりも自分でやっちゃったほうが早いと思っちゃいます。

将来の資金計画についてもズレがあります。夫はお金に無頓着で、浪費をするわけでもないんですが、わが家の財政を把握できているのは私だけ。支出、貯金、保険、ぜんぶ私しかわかりません。将来の資金に不安も感じているので、本当は膝を突き合わせて話さなきゃならないんですが、なかなかその機会はうまくつくれません。

ダスキンのレンタルモップは、自分個人のお財布から

いま、ダスキンのレンタルモップを使ってます。
これ、ないと生きていけません(笑)。

毎日のお掃除の救世主

パートの仕事を始めたら、時間がなくなってきて。でもわが家は子どもが多いし、猫ちゃんもいるので、掃き掃除は毎日欠かせない。掃除機を使えばいいんだけど、わざわざ持ち出してきて掃除機をかけるのって意外に手間がかかる。ダスキンのモップなら、さっとゴミがとれて、クリーナーがゴミも吸い取ってくれるし、汚すだけ汚してダスキンに返せば毎月交換してくれる。ものすごく手間が省けるんです。月1,400円ほどレンタル料がかかりますが、世帯ではなく自分の財布から払っちゃってます。掃除機を使えばいいところを、ちょっとの手間を省くためにダスキンを使うのは贅沢かも、っていう罪悪感があって。でも、もとは全然とれてるし、罪悪感も減らせて、満足してます。


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