ブランドコミュニケーションとは?重要性や支援例を紹介
◆ブランドコミュニケーションとは?
消費者とのコミュニケーションを通じて、企業が自社の提供する商品やサービスのブランドイメージを消費者に定着させていく「ブランドコミュニケーション」。
その重要性はますます高まっており、近年では多くの企業が自社のブランドコミュニケーションに力を入れています。ブランドコミュニケーションとは何か、そしてその重要性について、企業のブランドコミュニケーションを支援してきた日宣の実績とともに解説します。
ブランドコミュニケーションの定義
ブランドコミュニケーションはブランディング活動の一つで、消費者とのコミュニケーションを通じて、企業が自社のブランドイメージを消費者に定着させていく活動を意味します。ここでいうコミュニケーションとは、テレビCMやSNSでの評判といった、消費者が触れる情報から、店舗での接客やアフターサービスといった消費者の体験まで、あらゆる手段を指しています。つまり、消費者が特定のブランドを知ってから実際の購入や利用に至るまで、さらには購入や利用後に生じるあらゆる場面でのコミュニケーションを含んでいるといえます。
◆ブランドコミュニケーションの重要性
なぜブランドコミュニケーションが必要なのか
魅力的な商品を作ったり画期的なサービスを提供したりしていても、それがきちんと消費者に伝わらなければ実際の購買行動には繋がりません。そのため、ブランドコミュニケーションによって、自社の商品やサービスのブランド価値を正しく消費者に伝えることが重要となるのです。
また、ブランドコミュニケーションを通じてブランドイメージに共感するファンが増えることで、商品やサービスのリピーターの割合が高まったり、新たな顧客を生んだりすることに繋がるメリットもあります。こうした理由から、ブランドコミュニケーションは企業にとって取り組むべき重要な施策の一環であると考えられています。そして日宣では、長年にわたってさまざまなクライアントのブランドコミュニケーションを支援しています。
今、ブランドコミュニケーションが注目される訳
近年その重要性が注目され、さまざまな企業が力を入れ始めているブランドコミュニケーションですが、なぜこれほどまでに注目されるようになったのでしょうか。そこには、SNSの普及が大きく関わっています。
SNSの普及により、商品やサービスの情報は短時間のうちに拡散されるようになりました。商品やサービスの評価を消費者自らが発信することも、SNSを使用すれば容易に行えます。このように消費者が情報に触れる機会が格段に増加するとともに、消費者自身が発信する情報の影響力が大きくなった現代だからこそ、様々な手法を用いたブランドコミュニケーションによって適切なブランドイメージを定着させ、ブランドのファンを増やしていくことはより難しくなっており、より一層テーマとして高度化してきたのです。日宣においても、何十年とお付き合いのあるクライアントに対して、ブランディングの軸は保ちつつも時代の変化に対応してコミュニケーションの手法を変化させています。
ブランドコミュニケーションを成功に導くポイント
消費者にブランドイメージをきちんと定着させるために、まず、商品やサービス、企業に対して消費者にどのようなイメージを持ってほしいかを明確にすることが大切です。そして、あらゆるコミュニケーション活動において、そのイメージから外れることのない一貫したコミュニケーションを行うことが重要となってきます。また効果的なブランドコミュニケーションを行うには、客観的な「外の視点」を取り入れることも重要です。自社内ですべてを行うのではなく、広告代理店やコンサルティング会社といった「外の視点」を取り入れることで、自社のブランドに対して視野狭窄に陥ってしまうことを回避し、客観的な判断のもとでブランドコミュニケーションを実施することが可能となります。日宣は単なる広告代理店ではなく”広告会社”として、クライアントの成長にさまざまな企画開発・実行を通じて貢献する会社です。クライアントを深く知り、信頼されるパートナーであり続けることで、最適なブランドコミュニケーションを提案しています。
◆ブランドコミュニケーションの支援例
ここからは、先程述べた「外の視点」として、日宣が長年ブランドコミュニケーションに関わらせていただいてきた旭化成ホームズグループ様の事例をもとに、ブランドコミュニケーションの重要性や成功の秘訣を紹介していきます。
旭化成ホームズグループ様と日宣の歴史について
ブランドコミュニケーションという言葉がいまほど使われ始めるずっと前、1972年から旭化成ホームズ株式会社様と日宣のお付き合いはスタートしました。現在では、旭化成ホームズ様のさまざまな部署をご支援させていただくだけではなく、旭化成リフォーム株式会社様、旭化成不動産レジデンス株式会社様といったグループ全体のお仕事にも関わらせていただいています。
企業のブランドコミュニケーションを支える秘訣
日宣が旭化成ホームズグループ様の「外の視点」として、50年以上HEBEL HAUSのブランドコミュニケーションをご支援してきた中で、どういった部分がそのポイントとなっているのか。大きく3つご紹介します。
①長期的な視点をもった取り組み
日宣がご支援するHEBEL HAUSのマーケティングやコミュニケーションは様々です。例えば、カタログや住宅展示場で使用するポスターやツール、DMの制作、イベントの開催なども、そのうちの重要な領域です。仮にそのひとつ1つは短期的な施策であったとしても、HEBEL HAUSというブランドの価値を長期的に高めることを考えてすべての案件に取り組む。そのような想いをもって案件に取り組む姿勢が、長年HEBEL HAUSのブランドコミュニケーションに関わらせていただけているポイントのひとつです。
②専任チーム体制による価値提供
日宣には旭化成ホームズグループ様専任のチームがあり、営業とスタッフが1つのフロアに集結し、ワンチームで業務にあたっています。それにより、同じクライアントに携わる全メンバーの一体感が生まれるだけでなく、営業とスタッフのコミュニケーションがシームレスとなるため、クライアントから突発的な依頼が発生した場合にも臨機応変に対応することが可能となります。また専任として1つのクライアントに継続的に携わり続けるため、HEBEL HAUSに対しての知識が一人一人に蓄積されていきます。その知識量は時にクライアントにも勝るといっていいほどです。このような専任チーム体制による対応力と知識量が、クライアントから信頼していただくポイントとなっています。
③グループ全体と関わるからこその支援
先にも述べましたが、旭化成ホームズ様には、営業、マーケティング、商品開発、設計といったさまざまな部署があります。また旭化成リフォーム様や旭化成不動産レジデンス様といったさまざまなグループ会社が存在しています。これまで日宣では、これらの多様な部署やグループ会社を支援させていただいてきました。そしてそのたびに、それぞれの想いをお伺いし、グループ全体に一貫するブランディングへの理解を深めています。グループ全体で語られている「ALL for LONGLIFE」の根源や源泉を深く理解したうえで、かつ、各部署・各企業の想いや課題に沿った個別のご提案やご支援ができること。これこそが、グループ全体と関わってきた日宣だからこそできるご支援だと考えています。
◆これからのブランドコミュニケーションの支援
HEBEL HAUSでの取り組み
日宣はこれまでさまざまな面から、HEBEL HAUSのブランドコミュニケーションをご支援してきました。今後は、日宣が強みとしているコミュニティマーケティングやSNS活用のノウハウも活用しながら、HEBEL HAUSのブランドイメージをより深く生活者に伝えブランドのファンを生み出していくためのパートナーとして、これまで以上に信頼をしていただける存在を目指していきます。
ノウハウを活かしたさらなる取り組み
日宣は長年にわたってさまざまなクライアントのブランドコミュニケーションを支援してきましたが、そうした一つ一つのお仕事で培ってきた多様なノウハウがあります。これらを活用して、今後日宣ではさらに幅広いブランドコミュニケーション支援に取り組んでいきます。そしてどんなクライアントであっても、その商品やサービスの一番の理解者となり、クライアントの想いに寄り添ったブランドコミュニケーション支援ができるパートナー企業となることを目指していきます。